Press Release


コネクテッド・リビングの市場規模は2020年に7310億ドル以上に到達

プレスリリース
2014年5月29日

テクノロジーを通じてモノやサービスをネットワーク化した「コネクティビティ」によって、2020年までにあらゆるモノが接続された社会への移行が予測されている。時間や場所を選ばないユビキタス・コネクティビティを可能にするビデオ、音声やデータサービスが統合されたデバイスを用いて、生活に関わる様々な要素をネットワーク化した「コネクテッド・リビング」は、莫大なマーケットポテンシャルを秘めている。


フロスト&サリバンの分析では、コネクテッド・リビングの世界全体の市場規模は、2020年までに約7317億ドルに到達することが予測されている。これは、インターネットソリューションやデジタルソリューションの市場全体における重要性の高まりに伴うものである。eガバナンスやe市民、eラーニング、モバイルバンキングやデジタル教室などの「コネクテッド・シティ」の市場規模は、推定で3922億4000万ドルになることが予測され、コネクテッド・リビング市場全体の54%と最も大きな割合を占める見込みとなる。モバイルメールやエンタープライズ・モバイル・アプリケーション、BYOD (Bring Your Own Device)などの「コネクテッド・ワーク」の市場規模は2284億4000万ドルの予測となり、市場全体の31%を占める。ホームオートメーションやスマートメーター、スマート・サーモスタットなどの「コネクテッド・ホーム」の市場規模は1110億ドルの予測となり、全体の残り15%を占める見込みとなっている。


この様な「コネクテッド・リビング」が人々の生活に浸透することが見込まれる2025年までには、フロスト&サリバンの分析では世界全体で37億台のスマートフォン、7億台のタブレット端末、5億2000万のヘルスケア関連のウェアラブルデバイス、4億1000万のスマートアプライアンスの流通が予測されている。コネクテッド・ワークにおいては、9000万台のIP電話、4億台のラップトップPC、6000万を超えるユニファイドコミュニケーションプラットフォームが流通すると予測される。


フロスト&サリバンのICT部門リサーチマネージャー、オードレー・ウィリアムは「フロスト&サリバンの予測では、2025年には米国では企業のおよそ80%がBYODを導入し、世界人口の30%がオフィス外からリモートでネットワークに接続し、企業・機関のうち90%が社員にモビリティを提供することが予測される」と述べる。また、2020年までには、2500万のクラウドサーバーによる1500万のインタラクティブなキオスクへのアクセスが可能になることが予測される。そして、5億近くのスマートトランスポーテーションカードと5000万の非接触型ペイメントカードが発行され、350億の位置情報サービスデバイスの利用が予測されている。


コネクテッド・リビングに関わるあらゆるサービスを提供するためのスマートソリューションのバリューチェーンにおいては、エンドツーエンドソリューション・プロバイダーは存在せず、モジュール・プロバイダーやデバイスベンダー、ネットワークベンダーやプラットフォームベンダーなど、数多くのプレーヤーが存在することになる。


「コネクテッド・リビングのマーケットは、多数のプレーヤーが存在する複雑なものである。しかし、そのマーケットポテンシャルは莫大であることは確かであり、ITベンダーやその他のあらゆる業種に向けて非常に大きな成長機会をもたらすものとなる」とウィリアムは述べる。

 

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 ※「フロスト&サリバン インターナショナル」は、2014年に「フロスト&サリバン ジャパン株式会社」に社名変更しました